若年性肺気腫の検査には、CTスキャンやX線撮影などの画像診断が最も多く用いられています。

他にも、気管支造影検査や呼吸機能検査などがありますが、体への負担を考慮して、最近ではCTが最も多く利用されています。

また、肺気腫の治療方法は、完治を目的とした治療ではありません。一度壊れてしまった肺の細胞が元に戻ることはありませんので、進行を遅くしたり、呼吸を楽にする治療が主となります。

まず、喫煙している場合は禁煙して、家族に喫煙者がいる場合には副流煙(受動喫煙)を避けるために協力を求めることが大事です。

薬物療法では、呼吸を楽にするために気管支拡張薬を吸入する方法や経口薬などを使用します。どちらの薬品も非常に有効なのですが、場合によっては副作用が出る事もあり、慎重に使う必要があります。

若年性肺気腫は、悪化すると鼻からチューブを通して常時酸素吸入しながら日常生活を送らなくてはならなくなってしまうほどの病気です。

加齢のせいだ、運動不足のせいだ、と自己判断せず、息切れがひどいと感じたらすぐに病院を受診し、正しい診断と一日も早い治療を受ける必要があります。