若年性高血圧の検査は、主に血圧測定を一定期間続け、高血圧が続いている事で診断がなされます。この他、尿検査で尿たんぱくや尿の糖度を測ったりもします。

通常、若年層の高血圧は一時的なもので、思春期をすぎて身体が成長期を過ぎれば体内のホルモンバランスも安定するので、自然と血圧も正常値に戻るとされていますが、中には例外もあるので注意が必要です。

長い間高血圧の症状が続いていると心臓への負担が大きくなりますが、心臓はその血圧に耐えようとして大きくなり、これを心臓肥大と呼んでいます。

その心臓肥大によって血圧が急激に高くなるなど症状の悪化が急速に進んでしまう事があり、さまざまな弊害を発症し始めるようになるのです。

このような場合には血圧測定だけでなく、眼底検査や心電図、X線検査などを行い詳しく調べる事になります。

若年性高血圧の治療については、一過性のもので特に心配はないと言われていますが、主に食事療法と生活習慣の改善、そして薬物療法を行っていきます。

食事療法では、高たんぱく低脂肪を心がけ、血圧低下の基本原則「減塩」を行うなどします。

お腹いっぱいの食事を摂る事は、体内に不要な脂肪を蓄積させて動脈硬化などを引き起こす原因にもなりますので、たとえバランスの良い食事であっても、食事全体の量を減らして腹八分目を心がけた食生活を送るよう注意すると良いでしょう。

薬物療法は、時として副作用を起こしたり、血圧が低下しすぎる事もありますので、医師の指示をきちんと守って使用することが大事です。