若年性認知症は、軽度認知障害(※1)や初期の段階では、その症状の一部がうつ病などの症状と似ていることから、誤った診断をされてしまう場合があります。

※1 軽度認知障害とは、認知症の診断基準を満たさず日常生活にも支障はないが、一部の認知機能に障害がみられ、今後認知症に以降する可能性のある予備軍こと

診察を受けるときは、「認知症の専門医」に相談することが早期発見・早期治療への近道です。

受診する科は、精神科、神経科、神経内科、心療内科、脳神経外科などの中に専門医のいる医療機関がありますので、そういったところを探しましょう。病院によっては専門医のいる日や曜日が決まっていたり、予約が必要な場合も多いので、認知症の専門医がいるかどうかの確認を含め、電話をしてから受診するとよいでしょう。

さらに、問診だけでなく脳の異常を調べるための医療機器がある病院が望ましいです。

最近の医療機関の中には「物忘れ外来」や「認知症外来」といった専門外来を設けているところもあります。

若年性認知症は早期発見することで、原因によっては治療して治せる場合があり、進行を遅らせることもできます。恥ずかしさや周囲の目を気にすることから早期発見を妨げることのないよう、正しい知識と理解を持つことが大切です。