脳梗塞とは、脳動脈が狭くなったり、血栓(血のかたまり)が詰まったりして、脳に酸素や栄養が送られなくなるために脳細胞が壊死してしまう病気です。

脳梗塞は高齢者に多い病気として知られていますが、45歳頃までに発症した場合を若年性脳梗塞といい、20代・30代さらには10代でも発症するという例もあるのです。

高齢者に多い脳梗塞の主な原因としては、動脈硬化や心房細動によるものが多いのに対し、若年性脳梗塞では、抗リン脂質抗体症候群といった自己免疫疾患や、奇異性脳塞栓症・もやもや病といった特異な塞栓によるものが多いとされています。

症状としては、徐々に進行するものから突発的に完成するものまでさまざまで、半身麻痺、歩行障害、手足のしびれ、脱力感、言語障害、激しい頭痛、回転性のめまい、視野狭窄など、人によっていろいろな症状がみられます。

脳梗塞の起こった部位によっては若干症状が異なり、特に脳幹に梗塞が起こった場合には顔面と体の麻痺の方向が異なるなどの交代性麻痺が起こる事もあります。