若年性関節リウマチとは、16歳以下の人に発症する関節リウマチの事で、全身および部分的な関節に炎症が起き、関節を破壊してしまうために関節の機能が働かなくなるものです。

詳しい原因はまだはっきりと解明されていませんが、免疫異常、代謝異常、ウイルス感染や細菌、遺伝的要素などが主な原因として考えられています。

また、その症状としては、関節のこわばりや関節痛をはじめ、関節が腫れる、熱っぽい、屈伸や正座ができない、手を握ったり肘をのばしたりできなくなるなどがあり、関節リウマチの種類・症状などによって、治療やその後の経過も異なってきます。

若年性関節リウマチの原因
免疫異常 ウイルスなどから身体を守ろうとする防御反応が正常に働かないために、自分自身の体を攻撃してしまい、このため関節に炎症を起こし痛みを感じます。
代謝異常 新陳代謝が正常に行われず、本来ならば付着するはずのないカルシウムなどが関節に付着して関節の痛みを引き起こします。
ウイルス感染や細菌 ウイルスや細菌が関節の中に入り込み炎症を起こし痛みを感じるものです。
遺伝的要素 ずしもすべての子供に遺伝するというわけではないのでまだまだ解明しきれていない謎の多い部分であるといえます。
若年性関節リウマチの種類
全身型 初めのうちは関節リウマチ特有の関節部の痛みが軽く、発熱や発疹が見られるのが特徴です。心臓・血管・皮膚やその他の臓器など、その名の通り全身のいろいろなところに症状があらわれます。
多関節型 発病から半年以内に5箇所以上の関節部に炎症がみられます。成人の関節リウマチと一番良く似た経過をたどります。
少間接型 発症から半年以内に4箇所以下の炎症がみられます。そのほとんどは膝・足の関節などの大関節部で、指などの細かい部分ではないのが特徴です。5歳くらいの幼少期の女の子に発症することが多いとされます。