若年性関節リウマチの予後については個人差があります。

発症した年齢や性別、型や炎症の度合いや部位、範囲によって違いがあり、平均的なものとしては関節炎は3年から5年程度、長ければ10年以上続くケースもあります。

また、例えば幼少期の女児に多く発症している「少関節型」の関節リウマチの場合は予後が非常に良く、数年後には寛解するとされています。逆に、成人の関節リウマチに良く似た「多関節型」の関節リウマチは予後が非常に悪く、再発や関節障害が残る事が多いとされています。

しかし、医療の進歩に伴って治療法も進歩しています。早期の段階で免疫抑制剤などを投与するようになったこともあり、発症部位が多い場合でも後遺症や障害を残す確率は少なくなってきています。

若年性関節リウマチは16歳以下の子供に発症しますので、多くの場合が初期症状を見逃してしまいがちです。関節も成長過程にあるために痛みが慢性化している場合も多く、日常生活はもちろんのこと精神的なサポートも必要不可欠です。

担当医(小児科医や整形外科医)に、心理療法士などの協力も必要ですし、リハビリを行っている場合はリハビリ担当医、理学療法医の協力も大切です。また、家族や学校の教師など周りの大人たちの理解と協力も必要です。

若年性関節リウマチを疑ったら、一日も早く医師の診察を受けて治療を開始する事が、予後を少しでも良くする上で大切と言えます。